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記事: バングラディシュレザーとは?その魅力を解説します

バングラディシュレザーとは?その魅力を解説します
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バングラディシュレザーとは?その魅力を解説します

革の話をするなら、今こそバングラディシュを知ってほしいー

革製品の業界で徐々にと注目を集めている国があります。名前を聞けば、多くの人がアパレルを気にするかもしれません。そうです、「バングラディシュ」です。実はこの国、いま「革の国」としても静かに存在感を増しているんです。

「レザーって奥が深い今日、よくわからない…」そんな方こそ、ぜひ知ってください。

最後には、私たちのその魅力に惚れ込み、実際に採用しているレザーバックパックも紹介。 読み終えたとき、きっと「バングラディシュレザーって、思ってた以上にすごいかも」と感じられるはずです。

 


 

レザーって、そもそもなに?

レザーって、なんだかかっこいい。でもその代わり、「高級そう」「扱いが難しそう」と感じている方も多いのではないでしょうか。

革とは、牛や山羊などの動物の皮を「鞣し(なめし)」という工程を経て加工した素材のこと。生のままでは腐ってしまう皮に、人の手を加えて、長持ちするしなやかな素材へと変化していく――このプロセスこそがレザーの本質です。

鞣しにはいくつかの方法がありますが、大きく分けて「ベジタブルタンニン鞣し(植物由来)」と「クロム鞣し(金属塩由来)」の2種類。前者は自然な風合いが出る方、時間がかかります。後者は短時間で柔らかく仕上げるため、現代の主流となっています。

私たちが日常的に手にできる革靴やカバン、財布。そのひとつひとつは、次々工程を経て生まれた「手のかかった素材」なんです。

 


 

世界のレザー市場の中で、バングラディシュレザーはどこにあるの?

レザーと聞いて、まず思いのはイタリアやフランスのようなヨーロッパの老舗ブランドがあってもいいでしょう。あるいは、中国やインドのように大量生産のイメージが強い国もありますね。

実際、中国は革製品輸出のおよそ3割を占める世界最大の供給国。その後に続くがイタリアやベトナムのような安心です。

では、バングラディシュは?――そのシェアはまだ1%未満。

しかし、だからこそ「伸びしろ」がある。 実はバングラディシュ、ヨーロッパ市場においては中国に次ぐ革靴の輸出国第2位。世界でもトップ10に入る革製品輸出国として徐々にと評価を高めています。

思い切って、バングラディシュにとって革産業は国の柱のひとつ。100万人以上がこの産業に携わり、政府も国家戦略としてこの分野を積極的に支援しています。



バングラディシュレザーの魅力

もしや、世界のバイヤーやブランドが、どちらかというと「バングラディシュの革」に目を向けているのはどうでしょうか? いくつかの理由があります。

1.良質な原皮が豊富

バングラディシュは畜産が盛ん。牛や山羊の原皮が国内で豊富に手に入ります。 当面、自然に近い環境で育てられているため、傷が少なく、美しい銀面(革の表面)を持つ原皮が多い。

2. 手作業と最新設備の融合

バングラディシュでは、伝統的な職人技と近代的な工場設備の両立が進んでいます。政府が設立した革産業団地には最新の設備が整い、技術者の育成にも力を入れています

結果として、国際基準に見合った品質の革製品が生まれているんです。

3. 環境への配慮も前向きに

レザー産業は環境負荷の高い分野として批判されがちですが、バングラディシュは変わろうとしています。老朽化した工場を郊外へ移し、排水処理施設を整備し、LWG(皮革ワーキンググループ)という国際環境基準の認証を取得する企業も増えています。

これ以上の決意は、サステナブルなモノづくりが重視される今の時代において、大きな信頼につながっているのです。

 


 

世界のブランドがバングラディシュレザーに惚れ込む理由

「品質が高いの価格は控えめ」 ――これが、世界中のブランドがバングラディシュに注目している最大の理由です。大量生産に対応できる体制が整っていて、かなり安定した品質で供給できるのです

世界のトップブランドも、実際にバングラディシュで製品を製造しています。靴やバッグ、ベルトのような革製品が、彼らの厳しい品質基準をクリアして世界中で出荷されています。

中国依存からの脱却という意味でも、バングラディシュは「ちょうどいい」選択肢

 


 

私たちも魅了された、バングラディシュレザー

当店のレザーバッグは、バングラディシュ産の上質な牛革を使用し、バングラディシュ工場の職人がひとつひとつ丁寧に仕立てています。

  • 手に取った瞬間にわかる、しなやかさと強さ。

  • 使い込むほどに心地よく、美しいエイジング。

  • ビジネスでも日常でも映える、無駄のないデザイン。

見た目の美しさだけでなく、長く使えて愛着が湧く。そんなレザーアイテムを届けたいという思いから、この素材を選びました。

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おわりに

革製品って、ちょっと敷居が高く感じられないかもしれません。でも、本当にいい革は、日常にすっと溶け込み、使う人の暮らしに静かに寄り添ってくれるもの。

バングラディシュレザーは、まさにそんな革です。まだ知られていませんが、確かな魅力はあります。

この文章が、ほんの少しでもあなたとレザーとの距離を縮められたなら。 そして、次に何かを選ぶとき「バングラディシュの革って、ちょっと結構も」と思っていただけたなら、とても嬉しいことはありません。