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記事: muonの価格の秘密|ハイブランドに劣らない品質を、半分の価格で。

muonの価格の秘密|ハイブランドに劣らない品質を、半分の価格で。

muonの価格の秘密|ハイブランドに劣らない品質を、半分の価格で。

ーーデパートで売っている5-6万するバッグより、muonのTHE Backpackの方が全然クオリティが高いと感じました。

 

実際にご購入いただいたお客様からの言葉です。

高品質な素材と職人技を使いながら、価格は3万円台。従来であれば5〜6万円はする品質です。

 

なぜ高品質なレザーバッグを、お手頃な価格で提供できるのか。

その理由は、中間マージン・固定費・税制・生産体制といった構造そのものを見直し、価格に直接反映しているからです。

 

私たちは華やかな広告は出していません。店舗も構えていません。だからこそ、知ってくださった方にだけ、伝わる価値があると考えています。

 

このページでは、高品質なレザー商品をコストパフォーマンスよくご提供できるmuonの価格の秘密を4つご紹介します。

  1. D2Cモデルによって中間マージンをカットしているから

  2. 店舗を持たず、固定費を削減しているから

  3. バングラディシュ生産で、国内生産の1/10のコストで生産しているから

  4. 特恵関税制度を利用し、輸入関税がゼロだから

同時に、メリットだけでなく、このビジネスモデルが抱える弱点についても正直にお伝えします。

 

D2Cモデルによって中間マージンをカット

muonの製品は、「D2C(Direct to Consumer)」モデルを採用しています。これは、製造から販売までをすべて自社で完結させ、仲介業者を通さずに直接お客様へ商品を届けるビジネスモデルです。

 

もう少し詳しく解説します。

 

みなさんは、一般的なレザーバッグがどのように店頭に並ぶかご存じでしょうか?実は、商品が店頭に並ぶまでにはたくさんの工程が挟まっています。

この流通の中で、各業者がそれぞれマージン(利益)を数十%〜数百%上乗せします。だから、原価1万円の商品が店頭に並ぶときには5〜6万円になっていることも珍しくないのです。

 

muonでは、中間マージンを最大限カットし商品をお客様へ直送しています。


これまで発生していた数万円のマージンをカットし、その分を商品価値に反映しているため、高品質な商品を手頃な価格でご提供できるのです。

 

店舗を持たず、極限まで固定費を削減

2025年現在、muonには実店舗はなく、基本的に本ECサイトのみでの販売です。

実店舗を持つと、店舗の家賃や人件費、光熱費などの大きな固定費がかかります。特に都心に実店舗を構えると、家賃だけで数百万円かかるケースもあります。

muonでは固定費を極限まで押さえてコストダウンし、その分を商品の品質向上やコストダウンに回しています。


バングラディシュ生産で、国内生産の1/10のコストを実現

バングラディシュと言えばアパレルのイメージが強いかもしれませんが、実は皮革産業が盛んな国でもあるんです。

バングラディシュは欧州の高級ブランドの製造拠点としても注目され、多くの熟練職人が高い技術力をもとに製品づくりに携わっています。

muonが提携している工場も、そうした実績あるファクトリーのひとつで、厳しい品質基準をクリアしながら、一点一点丁寧に仕上げられています。
(現地のバングラディシュ職人は、日本人技術者によって指導を受けています。)

こうした高い技術力に加えて、バングラデシュならではのコストメリットも大きな魅力です。現地の人件費や設備コストは日本と比べて大幅に低く、製造コスト全体としては国内生産と比べて約1/10程度にまで抑えることができます。

参考:バングラディシュレザーとは?その魅力を解説します

この「品質」と「コスト」の両立が、muonの製品を手頃な価格で提供できる背景にあります。

ちなみに、当社はフェアトレードにも力を入れています。製造を手がけるバングラディシュ工場では、安定した生活や子供達への教育に給与を使ってもらうために、国が定める最低賃金より27%高い初任給をお支払いしています。

muonではバングラデシュの労働環境の改善に取り組み、正当な賃金と社会保障の提供、さらに就労経験の少ない方や障がいのある方、シングルマザーの方々への安定した雇用機会の創出を通じて、働く人々とその家族の生活向上を目指しています。


特恵関税制度を利用し、輸入関税がゼロ

レザー製品を海外から日本へ輸入する際、「関税」が必ず発生します。

つまり、労働力が安い海外拠点で生産しようとすると、生産コスト自体は安くとも、輸入時に関税がかかり結局コストが高くつくケースがあるんです。

muonが製品を製造しているバングラデシュは、日本の「特恵関税制度(GSP: 一般特恵関税制度)」の対象国です。この制度により、一定の要件を満たす製品については、関税が0%に免除されます。

革製品においてもこの制度が適用され、他国では10%以上かかる関税を完全に免除されています。

生産国

革製品の関税率

10,000円の製品にかかる関税

中国

約12%

+1,200円

インド

約10〜15%

+1,000〜1,500円

バングラデシュ

0%(GSP)

0円

 

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muonの価格の秘密の裏にある弱点

muonでは、D2Cモデル・固定費削減・バングラディシュ生産・特恵関税など、さまざまな工夫を重ねることで「高品質 × 手頃な価格」を実現しています。


しかし——

正直に申し上げると、このビジネスモデルには避けがたい弱点もあります。

この記事では、包み隠さずお伝えさせていただきます。

 

弱点1:実物をお見せできません

muonは実店舗を持たないD2Cブランド。だからこそ価格を抑えられているのですが、その代償として、お客様に実物を手に取っていただく機会がありません。

・触り心地はどうか
・サイズ感は合っているか
・思っていた色と違わないか

こういった不安を感じるのは、当然のことだと思っています。


▸ だから、14日間のトライアル期間を設けました

muonでは、実際に使ってみたうえでご判断いただける「14日間の無料トライアル制度」を設けています。


通勤や普段使いに実際に使ってみてください。

もしご満足いただけなければ、いかなる理由でも返品・交換が可能です。

 

“試してから決める”という選択肢があることで、オンラインでも安心してお買い物いただけるように努めています。


弱点2:なかなか認知を広げられません

muonは広告費や実店舗への投資を抑えて、その分を製品の質や価格に還元しています。これはブランドとしての方針ではありますが、「知ってもらうこと」には正直なところ、限界があります。

 

・実店舗で偶然見つけることはありません。

テレビCMや大量のSNS広告も出していません。


▸ だから、知ってくれた方にこそ「価値が伝わるブランド」でありたい

muonは、まだまだ知られていないブランドかもしれません。

だからこそ、知ってくださった方には良い商品をお届けすることでお返ししたいと思っています。

爆発的に伸びないかもしれない。でも、口コミやレビューで少しずつ広がり、じわじわとファンを増やしていく——

それが、muonの理想とするブランドのあり方です。

商品の詳細をみる→